細胞培養技術を、災害医療と宇宙医学へ展開する。

Tフラスコを使わない回転培養を基盤に、培養上清と順化培養液の機能を評価し、CBRNE災害、宇宙放射線障害、急性放射線障害への予防・対応策候補の研究基盤へ接続します。

Research Areas

重点研究領域

01

Miyakawa Methodによる評価

回転培養による幹細胞培養条件や上清組成が、がん細胞株の増殖へ与える影響をin vitroで評価します。 培養技術の機能性を見極める中核指標として扱います。

02

組織作製・臓器修復・臓器作製

細胞、セクレトーム、足場材料、培養環境を組み合わせ、組織作製、臓器修復、臓器作製につながる基礎データを蓄積します。

03

CBRNE・宇宙医学

放射線、化学物質、生物学的因子などによる損傷に加え、宇宙放射線による急性放射線障害の予防・対応策候補を探索します。

Space Radiation

宇宙開発・宇宙進出に先回りする放射線障害対策。

宇宙開発・宇宙進出が一般化する前に、宇宙放射線障害、特に急性放射線障害の予防と対応は重要な研究課題になります。 Miyakawa Methodは、がん細胞の増殖抑制能と細胞賦活化能の相乗効果を研究上の軸とし、CBRNE災害だけでなく、宇宙放射線障害を克服するソリューション候補となりうる技術です。

救急医療が戦時下の軍医療を背景に確立されていったように、放射線障害を克服する研究成果は、将来の宇宙開発・宇宙進出を促進する基盤になりうると考えています。

Anti-Proliferative Evaluation

Miyakawa Methodを、研究データとして扱う。

当社の特徴は、Tフラスコを使わない回転培養と、培養技術に由来する機能として、Miyakawa Methodによる幹細胞のがん細胞増殖抑制能評価と細胞賦活化能を評価軸に据える点です。 濃度依存性、曝露時間、細胞種ごとの差、細胞毒性との切り分けを整理し、培養条件の探索へ戻します。

当社の培養関連技術は、日本および米国で特許が確定済みです。詳細は相談を頂いた際にご説明いたします。

ここでいう「Miyakawa Methodによる幹細胞のがん細胞増殖抑制能評価」は、研究室内の評価系で観察される指標です。ヒトでの有効性、医薬品としての効果、治療結果を示すものではありません。

評価対象 幹細胞培養上清、順化培養液、培養条件ごとの比較サンプル
主な評価 細胞増殖、細胞生存率、細胞毒性、用量反応、曝露時間別解析
目的 培養条件と機能の相関を把握し、再現性のある培養プロセスへ反映する
位置づけ 非臨床研究の初期評価。臨床効果を保証するものではありません

Future Direction

災害医療と宇宙医学をつなぐ研究へ。

組織や臓器の開発には、細胞そのものだけでなく、細胞がつくる微小環境を理解することが重要です。 当社は、培養上清・順化培養液の研究を通じて、臓器修復、炎症制御、損傷応答、細胞保護、急性放射線障害への対応に関わる基盤技術を育てます。

先端研究施設の設備を確認する研究者の写真